スポーツベッティングは日本で合法化すべきか

こんにちは、タイソンです!!

今日は最近話題となっているスポーツベッティングについて書いていこうと思います。

まず、スポーツ・ベッティングとは、その名の通り、スポーツの試合を対象にした賭けで、サッカーや野球、バスケットボール、テニス、アメフトなど、あらゆるスポーツが対象である。賭けのメニューも豊富で、サッカーの試合であれば、試合中のイエローカードの数、最初のゴールは誰かなど、試合中に起こり得るほぼすべてのアクションが賭けの対象になっている。近年は、通信環境の高度化、高速化に伴い、試合をみながらスマホでポチッとライブ・ベッティングが急速に浸透しており、たとえば野球であれば、試合中に、ブックメーカー(胴元)のアプリから、大谷翔平の次の打席はどうなる≪①本塁打xx倍、②四死球xx倍、③三振xx倍、④その他xx倍≫というように、通知がポップアップする。

 

私はスポーツベッティングを日本で合法化することに賛成です。

理由は2つあります。

1つ目がこれからビジネスなど全てにおいてグローバル化をしなければならない時代であり日本は先進国の中でも遅れているからです。日本だけがこの30年、経済成長をしておらず、名目GDPでみると、アメリは3.5倍、ドイツも2.3倍に上がっています。元々ギャンブル大国イギリスを筆頭に、欧州先進国では早くから合法化されていたものの、実はアメリカで解禁されたのはごく最近であり、最近まではアメリカもスポーツベッティングに関して禁止しており、理由としては、八百長の温床になるからとプロスポーツ団体やNCAAが強硬に反対し続け、ついに1992年に、根絶をしようと連邦法(PASPA)まで制定されたという経緯があります。しかし、実際に闇の組織などでやっている人は多く存在し「禁止してもむだ。合法化して、管理・課税するのが現実的」という考えにシフトチェンジしました。アメリカ人が、海外あるいは違法のブックメーカーを通じてスポーツ・ベッティングに興じている金額は40兆円以上との下院の報告もあり、この40兆円という数字は、日本の消費税収(国税分)の倍であり、日本でもパチンコパチスロ市場は20兆円、公営競技は8兆円と聞けば、さほど驚きの数字ではないかもしれません。そのため、日本でもしっかりと管理をすれば合法化しても問題はないと思います。

2つ目の理由はコロナ禍になり日本のスポーツ産業は下降していることです。日本のスポーツ界は入場料などが主な売り上げのメインであったがコロナにより無観客自裁などの影響で経営不振を余儀なくされており、同時にスポーツ離れも不安視されています。このような状況の中でスポーツベッティングを合法化すれば試合の勝敗だけでなくプレーの内容など様々な物にかけることが出来るためテレビで野球などを見る人は増え視聴率アップにもつながります。また、このことがきっかけで今までスポーツに興味のなかった人も見るきっかけとなり今後ともスポーツ界の繁栄を促してくれる存在が増えることを意味します。また、自分が一番いいなと思ったことは消化試合であっても最後まで見る人が増えるということです。自分は野球が好きでプロ野球の試合を毎日見ていますが順位が決まってしまうと観戦にもあまり熱が入らなくなりビジネス的にもおいしい話ではありません。そういった多岐にスポーツベッティングが合法化されればこの問題も解決されると思います。

日本人にとって賭け事と聞くとあまりいいイメージを持つ人は少ないかもしれませんし、私自身も賭け事はあまりやったことがなく怖いなと思います。しかし、スポーツベッティングがスポーツ市場など経済を回すいい面もあるということを知ってもらえれば日本人のイメージも変わりギャンブルは悪という文化も少しずつ変わっていくのではないかと思います